経歴・研究業績・現在取り組んでいる研究テーマ

臨床心理士・公認心理師。名古屋大学博士(心理学)。学生相談や公立中学校の常勤スクールカウンセラーでの勤務を経て現職。
青年期の精神的健康やwell-beingに関わる諸現象と、力動的心理療法を中心とした心理学的支援に関心を持っています。

マンガ,アニメ,アイドル,ミュージシャン・・・好きなこと(対象)があるということは,青年期の若者の発達や心の健康,そして臨床心理学的援助にとって重要な意味を持ちます。
研究室では,近年は以下のようなテーマを扱っています。
・「オタク(おたく)」や「推し」とは何なのか?
・「夢女子」と恋愛観に関する研究
・「推し」がいること,そして「推し」について他者に語ることが心理学的にどのような効果をもたらしうるのか?
・「推し」に過度に没頭してしまう人にはどのような背景要因があるのか?また,「推し」への過度な没頭は精神的健康やwell-beingにどのような影響を及ぼしうるのか?
ピア・サポートは同じ立場の者同士の助け合いを意味する概念です。
実際に大学でピア・サポート団体を設置し,定期的な相談活動や,予防教育,学生同士の交流促進を目的とした企画活動などを行います。また,主にピア・サポートに対する援助要請の観点から,ピア・サポートに関する調査研究も行っています。
SNS上の自己呈示,特にSNS上で実際の自分とは異なる自分を演じる人の特徴に関する研究(二宮,2017)や,抑うつ的な青年がSNSに投稿する内容の特徴(二宮,2018)に関する研究のほか,近年ではSNSの情報が個人の価値観に与える影響などに関心を持っています。
大学生における不登校や長期留年,大学不適応の問題とその背景要因の検討,大学生や若年青年が巻き込まれることが危惧される種々のトラブルや犯罪の予防,といったトピックに関心を持っています。